早いもので今年も残り2ヶ月となりました。イベント事も多くなるこの季節、いかがお過ごしでしょうか?
さて今回は、「張り方を選ぶ」の第2回目です。前回は「りゃんこ張り」、「すだれ張り」、「韓国張り」の3パターンをご紹介いたしました。
今回は、近年日本でもブームとなりつつある「ヘリンボーン」「フレンチヘリンボーン」についてご案内いたします。
▼「張り方を選ぶ」第1回目
https://www.mokuzai.com/Blog/20171004
【ヘリンボーン】
短いピースの床材を山型に張っていく寄木張りの一種。
「ニシンの骨(Herringbone)」に見えることからこのように呼ばれています。
日本では「杉綾」として知られるこの伝統模様は、ツイードと呼ばれる布地のパターンとしても有名です。
まるでテキスタイルのようなヘリンボーンの床は存在感があり、空間全体のアクセントとなります。
【フレンチヘリンボーン】
斜めにカットしたピースの木口を合わせて直角や120度に張り上げる方法です。
張り合わせた部分が直線になるため、通常のヘリンボーンよりもすっきりとモダンな印象に仕上がり、空間に奥行きが生まれます。
樹種によっては、アジアンリゾートのようなゆったりとした雰囲気にも仕上がります。
▲インドネシアチーク フレンチヘリンボーン 無垢フローリング
数々の歴史的建造物の床を装飾してきたヘリンボーン張り。
上質でクラシカルな佇まいが長年の人気の所以かもしれません。
そんなヘリンボーン張りですが、意外にもどのようなテイストとも相性が良く、合わせるクロスや家具によってお部屋の雰囲気も七変化します。
ヘリンボーン張りで、一味違う空間を演出してみてはいかがでしょうか。
ヘリンボーン/フレンチヘリンボーン商品紹介ページはこちら
https://www.mokuzai.com/Product/Flooring/ptkid39
短いピースの木を組み合わせて張ることを「寄木張り」といい、伝統を重んじるヨーロッパなどで古くから愛されてきました。
日本でも明治期以降、「寄木張り」はモダンな床として公共施設などに多く採用されてきました。
迎賓館に代表される洋館建築の床には、さまざまなパターンの寄木張りが使用されていますよ。
▼「寄木張りフローリング-レトロモダンな印象をもたらすフローリング-」
https://www.mokuzai.com/contents/column/parquet/
マルホンでは「寄木張り」の中でも、意匠性の高い「ヘリンボーン」と「フレンチヘリンボーン」という張り方ができる商品をご用意しております。
フランスのベルサイユ宮殿の床にも使用されている張り方で、クラシカルな雰囲気を演出することができます。