無垢材はフローリングとしてだけでなく、壁や天井にパネリングとして使うことで、お部屋のインテリアデザインのアクセントにもなります。
特に壁は視界に入りやすく、無垢材らしい自然な木の表情を目で見て楽しむことができます。
もちろん、天然素材ならではの湿度を調節する効果や、断熱効果、音を吸収しやすい効果も期待できます。そして木の種類によっては、香りを楽しむこともできますよ。
ただ壁材は、床から天井に向かって縦に張ることもあれば、横向きに張ることもあり、どちらに張るのが良いかお悩みの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、無垢パネリングの実際の施工例をご紹介しますので、張り方によってどのように雰囲気が変わるのか、ぜひご覧ください。
まずは、縦方向の施工例からご紹介します。
縦に張ることにより、ストライプのラインが強調され、お部屋の天井を高くみせてくれます。
スタイリッシュなデザインに良く似合います。
ウェスタンレッドシーダーは、色の濃淡がはっきりと表れます。
ピースごとに色が変わり、カジュアルながらもインパクトのある表情になりますね。
横方向に張った場合はどうでしょうか。
同じウェスタンレッドシーダーですが、ボーダーラインが強調されて、幅方向にゆったりとした広さを感じます。
液晶テレビなど、横に長い家具や家電の後ろの壁に使うと、相性が良さそうです。
続いては、ヨーロピアンオークの縦張り、横張りの施工事例をご紹介します。
フローリングとしても人気の高い木です。自然素材ならではの魅力的な模様、虎斑(とらふ)*が時折入ります。
窓と窓の間のような限られたスペースに使うだけでも、お部屋の雰囲気が変わりますよね。
床材と壁材をどちらもオークに揃えて、統一感を演出することもできます。
*虎の柄のような模様のこと
中には、縦方向と横方向を組み合わせた珍しいお部屋も!
縦だけ、横だけの張り方よりも、オリジナリティあふれる個性的なデザインになりますね。
最後に、張る方向とライティングの組み合わせで、見え方ががらっと変わる商品をご紹介します。
アメリカンブラックチェリーの表面を削り、うろこ型の紋様を立体的に浮かび上がらせた無垢パネリングです。
張る方向とライティングの角度が変わると、浮かび上がる模様が変化し、まったく違った印象を与えます。まるでモダンアートのようなデザインです。
このように、木の種類はもちろん、壁材の張り方だけでも空間の印象が大きく変わります。
マルホンのショールームでは、大判のボードサンプルを見て触れてご確認いただけるほか、タブレットにて実際の施工事例もご覧いただくことができます。
ぜひ、お気軽にお近くのショールームへお越しください。