さまざまなインテリアにも合わせやすく、人気が高いヨーロピアンオーク。そのバリエーションが豊かなことも人気の理由の一つです。
今回は、巾細から巾広まで多彩な取り揃えがある、ヨーロピアンオーク 無垢フローリングの巾(はば)の違いについてご紹介します。
ヨーロピアンオーク 無垢フローリングには、35mmの極巾細から200mmの超巾広までのラインナップをご用意しており、お好みの巾をお選びいただけます。
カットサンプルを並べてみました。
フローリングを選ぶ上で重要なポイントとなる「巾(はば)」。
たとえ同じ樹種であっても、巾の違いでお部屋の印象はがらりと変わります。
基本的に巾の細い方が、空間を広く感じさせる視覚的効果を得られ、部屋の広さを問わずに使用できます。
幅が広くなるほど、木柄がゆったりと出るため、高級感のある印象になります。広い部屋や天井の高いお部屋には特におすすめです。
それでは、それぞれの巾について、施工例を見てみましょう。
ヨーロピアンオーク 無垢フローリング 35mm巾
35㎜巾はマルホンが扱うフローリングの中で一番細身の巾です。
1つ1つのピースが細かい分、施工時の手間はかかりますが、手間ひまをかけて丁寧に組まれた無垢フローリングは贅沢そのものです。
一般的なフローリング材の巾は75mm~90mmが多く、どんな大きさのお部屋にも合わせやすい万能タイプです。リビングだけでなく、廊下や個室など少し小さめな空間にもおすすめです。低価格のラインナップもあり、人気が高いです。
100mmを超えると巾が広い印象になります。ヨーロピアンオークで巾広という中では、一番安価のため、選ばれる方が多いです。
ひとつのピースが大きくなり、ゆったりとした木柄の表情を楽しむことができます。
130㎜巾と比べ、より巾広で、木柄が分断されずに大きく出てくるため、力強く、張り栄えがあります。特に天井の高い空間や広いお部屋におすすめです。
200mmものかなりの広巾となると、ダイナミックな節や色むらによって、無垢材ならではの存在感が際立ち、より堂々として重厚感のあるお部屋になります。
ヨーロピアンオーク特有のダイナミックな木目や節、虎斑(とらふ)がより一層際立ちます。
今回、巾の違いを「見た目」の面で注目しましたが、その他にも「価格」の面や、調湿作用を併せ持つ無垢材ならではの膨張収縮による「動き」の面など、それぞれの巾によって特徴があります。
選びかたのポイントとして下記の記事も合わせてご参照ください。
▼無垢フローリング、幅によって何が変わるの?【678 号】
https://www.mokuzai.com/contents/column/flooring-width/
同じ樹種でも、巾のバリエーションで、これだけの違いがあるヨーロピアンオーク。
ショールームでは広い面のボードサンプルもご覧いただけます。
実際にそれぞれの違いを見て、ぜひお気に入りを探してみてください。