8月も下旬となり、台風が本格的に襲来してくる時期となりましたね。
雨や風にも注意が必要ですが、その後の二次災害にも備えておきましょう。
今回は、外部(軒天)でも使える無垢パネリングをご紹介します。
軒天は、内装(部屋の内部)ではなく、外装(建物の外部)に当たるので、無垢材が使えるのか疑問に思われている方も多いかもしれません。
外部でも直接雨風の当たらない軒天であれば、特定の樹種はお使いいただくことができます。
今回は、実は軒天でも使える“内外装兼用無垢パネリング“をご紹介いたします。
■ヒノキ
美しい木目と色味が魅力的な国産のヒノキ。
古来より、日本の木造建築の構造としても意匠としても重宝されてきました。
見た目、機能がすぐれているだけでなく、ヒノキはその芳香にもリラックス効果があるとされています。
■ピーラー
天然ベイマツの大径木を指すピーラー。
その中でも柾目と呼ばれるストライプ上の木目の部分のみをパネリングとして使用しています。
経年変化で徐々に赤みを帯びていき、落ち着いた色合いへと変化していきます。
まっすぐに伸びた木目が天井面を広く見せてくれますね。
■ウェスタンレッドシーダー
1ピースごとの色ムラが特徴的なウェスタンレッドシーダー。
実は耐久性が非常に高く、内装はもちろん、外部に使っていただくのにも適しています。
その独特の見た目は、内装のアクセントウォールや天井材としても人気です。
軒天にも使っていただける、内外装兼用の無垢パネリングをご紹介しました。
耐久性(腐りにくさ)に優れている樹種は、水や湿気に強いため、内外装兼用でお使いいただけます。
*外装用として使用する場合は、Arborシリーズの外装用塗料をお選び下さい。
▼腐りやすい木・腐りにくい木―知れば知るほど面白い木材の科学―
https://www.mokuzai.com/contents/column/perishable-perishable/
外観の印象を大きく左右する軒天に本物の無垢材を贅沢に使ってみるのはいかがでしょうか。
また、室内と軒天を同じ材とし、天井面を繋げることで、内と外の一体感を演出し、空間をより広く見せてくれますよ。
内外装兼用材は、今回ご紹介した商品の他にもございます。
実際の製品のサンプルボードや様々な施工例画像もご用意しておりますので、気になる方は是非お近くのショールームへご来場ください。
【製品情報】
▼内外装兼用パネリング
https://www.mokuzai.com/Product/Paneling/ptkid3