ルーバー(Louver)とは、羽板(はいた)と呼ばれる細長い板を平行に複数並べたもののことです。
採光、通風、目隠し・・・などさまざまな役割を一度に果たすルーバーは、公共物件や住宅など、あらゆる場面で使用されています。
また最近では、機能性だけでなくその意匠性の高さから、空間のアクセントとしてインテリアに取り入れることも多くなっています。
そこで今回のブログでは、インテリアにルーバーを取り入れた施工例画像をご紹介いたします。
まずこちらは、美しい木目が特徴のタモで製作したルーバーです。
床材と樹種をそろえ統一感を出しつつ、インパクトのあるルーバーで特別感のある空間に仕上がっています。
ルーバーの隙間から溢れる間接照明の光が、まるで木漏れ日のようにやさしく空間を照らしているのが印象的です。
天井の仕上げ材にはクロスやコンクリート、漆喰、木質パネリングなどさまざまな素材がありますが、ルーバー天井は圧迫感を感じさせずにエアコンや照明器具の配線などを隠すことができます。
床と垂直に設置したルーバーは、間仕切りとしても大活躍。視界を完全に遮断しないため、閉塞感なく適度にプライバシーを守ってくれます。
続いてこちらは、ホワイトオークのルーバー天井です。
無垢材のルーバーは断面の迫力も満点!厚みのある一本一本の木材からは自然素材ならではの力強さを感じることができます。
廊下まで一続きで設置されたルーバーが、空間に広がりを生み出していますね。
こちらは、草木染で渋みのある風合いに仕上げたタモ材のルーバー天井です。
ダウンフロアを採用したリビングに無垢のルーバーをプラスすることで、少しムードの異なるリラックス空間に仕上がっています。
のっぺりしがちな天井に立体感を生み出してくれるのも、ルーバー天井の魅力の一つです。
いかがでしたでしょうか。
今回ご紹介した樹種以外にも、さまざまな樹種でルーバーを製作することが可能です。
ぜひルーバーを取り入れ、奥行きのある快適空間を作ってみてくださいね!