blog

2022.08.10 | 製品情報

カウンター・テーブルの断面形状を選ぼう

マルホンではフローリングパネリング以外にも、カウンターやテーブルをお作りすることができます。

まずは、オーダーメイド内装部材でご紹介している10種類の中から材を選び、次に間取りや家族構成に合わせて希望のサイズをご指定ください。
以上でオーダー終了と思われるかもしれませんが、実は断面形状をご指定いただくことも可能です。
この断面形状によって、カウンターやテーブルの見た目(印象)が変わってくることもあるので、事前に知っておくことが大切です。
今回のブログでは、カウンターやテーブルの断面形状の種類と、その見え方の違いについてお伝えします!

断面形状とは、下記の写真のような「側面のカットの仕方」のことです。
断面の「面を取る」ことから「面取り」という名前で呼ばれ、実はこの「面取り」の種類によって、同じサイズのカウンター材でも大きさが異なって見えたり、印象を変える効果があるのです。

カウンター材断面図

特に断面形状のご希望がない場合は、「糸面取」を施したシンプルな形状を採用していただくことがほとんどです。

糸面取りのカウンター材
▲イロコ カウンター 糸面取り

写真のようにシンプルでモダンな印象を演出できます。

それでは、特徴的な面取りのひとつである「ボーズ面取り」はどうでしょうか。

ボーズ面取りのカウンター材
▲ウォールナット カウンター ボーズ取り

上部から下部まで全体的に丸みのある形状になるため、優しい印象が強まります。尖がった角がないため、肌あたりも優しく感じます。例えば小さなお子様のいるご家庭でも安心してご採用いただけそうですね。
また全体的に丸く削られているため、実寸よりもやや小ぶりな印象に仕上がります。

意外に人気の高い形状のひとつに「舟型面取り」があります。
下部をシャープに削り落としたようなデザインである舟型面取り。

舟型面取りのカウンター材
▲ウォールナット カウンター 舟型面取り

写真の棚板は、3枚とも舟型面取りで仕上げているため、異なる視点からの見え方を確認ただくことができます。
低い視点から見上げた場合よりも、高い視点から見下ろした際に、板そのものが薄く見えるような視覚的効果があります。

舟型面取りのテーブル材
▲メープル テーブル天板 舟型面取り

無垢板の厚みを感じさせず、すっきりとスタイリッシュな雰囲気に仕立てたい場合に有効です。

この舟型面取りと対照的なのが「ウエイン面取り」です。

ウエイン面取り▲アッシュ着色 カウンター ウエイン面取り


上部のみ緩やかなカーブを描くように削り落としたウエイン面取りは、まるで耳付き一枚板のようなどっしりとした安定感を楽しみたい方におすすめです。

カウンターやテーブル、棚板などをご検討の際は、ご採用いただく場所やライフスタイルに合わせてご提案させていただくことが可能ですので、お気軽にご相談ください!

オーダーメイドテーブルをご検討の方はぜひ、下記をチェックしてみてください。


▼オーダーメイドテーブル-無垢材で作るオリジナルテーブル-【701号】
https://www.mokuzai.com/contents/column/custom-made-table/

同じカテゴリの記事

すべてのBLOGを見る