10月になり、吹く風にも爽やかさを感じるようになってまいりました。
今回のブログでは、どこか古典的(クラシカル)な雰囲気を感じさせる「ヘリンボーン」張りのラインナップをご案内していきます。
短いピースを山形に組み合わせるこの張り方は、まるでニシンの骨(Herring bone)のように見えることから「ヘリンボーン」という名前で古くから親しまれてきました。
1ピース1ピース施工していくため、職人技が光る意匠性の高い張り方であるヘリンボーンは、唯一無二の特別な空間を演出してくれること請け合いです。
マルホンでは、明るめの色合いからダークブラウンまでさまざまな樹種をご用意しております。さらに、塗装によって異なる表情に仕上げることも可能です。今回のブログでは数あるラインナップの中から、人気の高い樹種をご紹介します。
まずは高い人気を誇るヨーロピアンオークの事例をみていきましょう。
アイアン、革、キャンバスといった異素材との相性も抜群のオーク。ヘリンボーン張りにすることで個性的な空間になっています。左側の画像は、木目をグッと引き立たせ、あたたかみのある色合いに仕上げるArbor植物オイル塗装。右側の画像は草木染を施しスモーキーなカラーに仕上げています。同じヨーロピアンオークのヘリンボーンでも、色合いの違いでお部屋の印象は大きく異なります。
続いて世界三大銘木のひとつであるチークのご紹介です。
チークのヘリンボーンには、巾の違いで二つのラインナップをご用意しています。
左側の画像は、ヘリンボーンのスタンダードな巾である細幅(57㎜巾)の事例です。細く長いピースが連なる様子は、繊細な雰囲気を醸し出します。一方右側の画像のヘリンボーンは120㎜巾という広幅。ダイナミックな木目を楽しめるため、リビングダイニングなど広い空間に張り上げていただくと無垢木材の存在感が際立ちます。
最後はオーク、チークと並んで人気の高い北米産のアメリカンブラックチェリーとウォールナットとをご紹介いたします。
黒いサクランボの実がなるアメリカンブラックチェリーは、材面の淡いサーモンピンクの色合いがチャーミングな樹種です。経年変化で深い赤褐色に変化していく様子も人気の理由です。クラシカルな雰囲気になりがちなヘリンボーン張りですが、アメリカンブラックチェリーの優しい木目、質感はナチュラルテイストのインテリアにもよくなじみます。一方、グッと落ち着いた印象になるのがウォールナットです。アンティークの家具などとも相性がよく、重厚感のある室内演出が楽しめそうですね。
秋の夜長、ヘリンボーンの床材のうえで、読書など楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回は人気の樹種編と題しましてヨーロピアンオーク、チーク、アメリカンブラックチェリー、ウォールナットの4樹種をご紹介しました。
こちらでご紹介した商品以外にも、多数のヘリンボーン/フレンチヘリンボーンフローリングをご用意しています。下記よりご確認ください。
▼寄木張りフローリング商品一覧
https://www.mokuzai.com/Product/Flooring/ptkid39
マルホンのショールームでは、ヘリンボーンの実物をご覧いただくことができます。
お近くにお越しの際には、ぜひお立ち寄りください。