今回は、非常に堅く耐久性の高いイペの経年変化をご紹介します。
イペは強度が高く、非常に腐りにくい性質をもっています。そのため、ウッドデッキなど外部での使用はもちろん、多くの人が訪れる公共施設ロビーや店舗などのフローリングに最適な素材です。
これからご紹介する画像は、下の写真のように、カットサンプルを日当たりの良い窓辺に置き、表情の変化を確認したものです。
無垢材の色の変化は、光の影響が大きいと言われています。
カットサンプルの半分をあらかじめアルミ箔で覆い、外光が当たる部分と当たらない部分を作ることで、経年変化前後の表情を比較できるようにしました。
高級感ある表情や風合いはどのように変化していくでしょうか。
■イペの経年変化
茶褐色や緑褐色など、さまざまな色が混在するイペ。今回は、イペの色が濃い部分と明るい部分の変化をそれぞれ比べてみました。
17ヵ月経過した表情の変化がこちらです。
色が濃い部分は明るく変化しました。対して色の明るい部分は、大きな変化はありませんが、少し色が濃く変化した印象です。濃い部分と明るい部分の色差が少なくなり、全体的に色味がなじむと考えられます。
またイペは、使い込むほどにツヤを増していきます。
いかがでしたでしょうか。
実際の無垢フローリングの表情は、マルホンのショールームでご確認いただけます。
ぜひお近くのショールームへお越しください。
※今回ご紹介したものは、日当たりの良い窓辺にサンプルを置き、確認したものです。日照条件などが異なる場合、変化の様子やスピードなどが異なる場合もございます。