今回は、街路樹としても有名なケヤキの経年変化をご紹介します。
ケヤキは、「けやけし」という「際立って目立つ」「美しい」といった意味の言葉から「けやけき木」と呼ばれ、略されたのが名前の由来と言われています。
その名のとおり、流麗な木目とあたたかみのある色合いが特徴です。
これからご紹介する画像は、下の写真のように、カットサンプルを日当たりの良い窓辺に置き、表情の変化を確認したものです。
無垢材の色の変化は、光の影響が大きいと言われています。
カットサンプルの半分をあらかじめアルミ箔で覆い、外光が当たる部分と当たらない部分を作ることで、経年変化前後の表情を比較できるようにしました。
表情や風合いはどのように変化していくでしょうか。
■ケヤキの経年変化
独特の艶があり、あたたかみを感じる明るいオレンジ色が混じるケヤキ。
11ヵ月経過した表情の変化がこちらです。
色が濃い部分は全体的に少し明るく変化しました。
対して色の明るい部分は、若干色が濃くなり、濃い部分と明るい部分の色差が少なくなったので、全体的に色味がなじんできました。
白太の混じるはっきりとした表情は、時間とともに穏やかな印象になっていきます。
いかがでしたでしょうか。
実際の無垢フローリングの表情は、マルホンのショールームでご確認いただけます。
ぜひお近くのショールームへお越しください。
※今回ご紹介したものは、日当たりの良い窓辺にサンプルを置き、確認したものです。日照条件などが異なる場合、変化の様子やスピードなどが異なる場合もございます。