blog

2023.05.11 | 事例紹介

定尺フローリングで作る「韓国張り」

フローリングと一口に言ってもさまざまな樹種、サイズがありますが、「張り方」にも種類があることをご存知でしょうか?
流し張りやりゃんこ張りなどといった定番の方法や、ヘリンボーンなどの装飾性の高い張り方が有名ですが、今回は「韓国張り」をご紹介いたします。

韓国張り 施工例 01

韓国張りとは、朝鮮半島の古い民家や寺院などに見られる張り方で、規則正しく並べたフローリングの間に、一定間隔で横向きの板を挟み込む方法です。
整然とした中にも張り方向の異なる一枚の板がアクセントとなり、メリハリのある空間に仕上がります。

韓国張り 施工例 01

こちらのご物件では、定番人気のナラの挽板フローリングを使って韓国張りに仕上げています。
ナラといえば、木材らしいはっきりとした木目とナチュラルな色味が特徴ですが、Arbor蜜蝋樹脂ワックスで仕上げることで、木目の主張がほんのり和らぎマットな風合いになるため、韓国張りの端正な表情がより一層際立ちます。

なお、「韓国張り」が可能なフローリングは、長さのタイプが「定尺」または「ネステッド」の商品です。
[ 定尺 ] 910mmや1,820mmなど、一定の長さでそろっている商品
[ ネステッド ] 3~4種類の決まった長さがミックスになっている商品(606mm、909mm、1,212mm、1,818mm等)

韓国張り 施工例 01

いかがでしょうか?
フローリング選びの際は、木の種類とあわせて、「張り方」にも着目してみてくださいね!

同じカテゴリの記事

すべてのBLOGを見る