秋になると、コロコロとしたどんぐりを木の下でよく見かけます。
童謡でも有名などんぐりで、子どもの頃に独楽をつくって遊んだ記憶がある方も多いかもしれません。
このどんぐり、「オーク」や「ナラ」の木になることはご存知でしょうか?
今回は日本人にもなじみ深い「オーク」と「ナラ」についてご紹介していきます。
「オーク」と「ナラ」は、『ブナ科コナラ属』の同じ仲間の木です。
ヨーロッパでは、他の木々と比べてひときわ大きく立派になるため「森の王様(King of Forest)」とも呼ばれています。
家具やフローリングの他にワインやウイスキーの樽として使用されることも有名です。
マルホンでは「オーク」と「ナラ」のフローリングをご用意しています。
同じ仲間の木ですが、マルホンでは産地の違いで、欧州や北米産のものを「オーク」、東アジア産「ナラ」と呼び名を分けています。
「オーク」は、「ナラ」と比べて大径木に育ち、ゆったりとダイナミックな木目が特徴です。
一方「ナラ」は、寒い地域で育ち、ゆっくり成長するため、木目の間隔が細かく、繊細で上品な表情が特徴です。
また、「オーク」と「ナラ」はどちらも「虎斑(とらふ)」という虎の縞模様のような杢が現れます。
光沢があって銀色にも見えることから「銀杢(ぎんもく)」とも呼ばれています。
一見傷や欠点のように見えるかもしれませんが
実は虎斑の出ている部分はほかより摩耗に強く、良い部材と言われています。
大胆で堂々とした「オーク」、木目の間隔が細かく繊細な趣の「ナラ」。
どちらもしっかりとした木目が唯一無二の表情を作りあげていますね。
▼オーク・ナラ紹介ページ
https://www.mokuzai.com/Popular/jyu_oak
▼ヨーロピアンオーク 製品ラインナップ
https://www.mokuzai.com/Product/Flooring/pjid59
▼ナラ 製品ラインナップ
https://www.mokuzai.com/Product/Flooring/pjid34
マルホンのショールームでは実際に張り込んだボードサンプルをご用意しております。
WEBサイト上では分かりづらい木肌や木の表情を間近で体感する事が可能です。
是非、お気軽にご来場くださいませ。