日本では昔から馴染みのある針葉樹、スギ。
スギの木は背が高く、中には樹高60メートルになる木もあるそうです。
高い木からは、長さのあるフローリングやパネリングをつくることができます。
お部屋に使うと、長さ方向につなぎ合わせが少なく、すっきりとした印象に仕上がります。
また、香りもスギの魅力のひとつです。
スギをお部屋に取り入れることで、ストレスを解消し、リラックス効果をもたらしてくれます。
そんなスギの無垢材は、フローリングとしてだけでなく、パネリングとして壁、天井にも使うことができます。
室内の壁や天井に使う場合、基本的にメンテナンスは必要ありませんので、より気軽にご採用いただけるのではないでしょうか。
もちろん、どの場所に使っても、スギの香りを楽しんでいただくことができますよ。
ここからは、スギのパネリングのご採用事例をご紹介します。
-スギ 無垢パネリング 赤味がち
スギの中でも、「赤味(赤身)」や「芯材」と呼ばれる、丸太の中心部分を多く使っています。
赤味にはタンニンという成分が多いため、腐りにくく、高い耐久性を誇ります。
お部屋の中はもちろんですが、屋外の軒天などにもお使いいただけるパネリングです。
-スギ 無垢パネリング 白味がち
「白味(白身)」とも呼ばれる、丸太の外側部分の辺材(色の明るい部分)を使っています。
同じスギでも、赤味がちとはまったく印象が異なりますね。
-天竜スギ 無垢パネリング 浮づくり加工
“浮づくり”とは、木材の表面を何度もブラシで磨き上げ、木目を浮き立たせる加工のこと。
スギに浮づくりを施すことで、立体的な表情が生まれます。
色は、まるで焼杉のようにも見えるブラックの他、ホワイトやグレーなどもお選びいただけます。
-天竜スギ 無垢パネリング 草木染塗装(ハクタイ)
こちらは外装用のパネリングです。
耐候性の高い天竜スギの赤味に、草木染を施し、落ち着きのあるグレイッシュな風合いに仕上げています。
日光や雨風にさらされ、月日を重ねるうちに、ゆっくりと淡く変化していく色もお楽しみいただけます。
いかがでしたか。
スギのあたたかみのある風合いや香りの良さは、実物をご覧いただくと良く分かります。
マルホンの各ショールームでは、豊富なサンプルをご用意しております。
お近くにお越しの際は、ぜひお立ち寄りください。