日本の伝統的な技術として古くから建築に用いられてきた表面加工。
「なぐり」や「ちょうな」などと呼ばれることもあります。
空間全体に使用して踏み心地を楽しんだり、和室の床の間や玄関ホールなどの部分使いでアクセントとして取り入れたり、ちょっとしたこだわりに表面加工を検討される方は増えてきています。
マルホンではお好みのフローリングやその他各種部材に表面加工を施すことが可能ですが、明るい色の木や濃い色の木、それぞれに表面加工をするとどのようになるのか想像がつかない!という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、さまざまな樹種に表面加工を施した施工事例をご紹介いたします!
①ヨーロピアンオーク+スプーンカット
和にも洋にも合う定番人気のオーク材。
深くランダムに凹凸をつけたスプーンカットは美しい陰影を作り出します。
さまざまな家具にも合わせやすい中間色であるオーク材は不動の人気を誇ります。
②タモ+スプーンカット
オークと色味の近いタモですが、流れるような力強い木目が特徴です。
スプーンカットを施すと、はっきりとした木目がより際立ち、さらに表情豊かな印象になります。
③アメリカンブラックチェリー+キッコウ
年々増していく深みと艶が美しいアメリカンブラックチェリー。
タモとは反対に、木目が主張しない散孔材であるアメリカンブラックチェリーに六角形の凹凸を加えるとどうでしょうか。
控えめな表情がなんともやさしく愛らしい、こだわりの空間が出来上がります。
④ウォールナット+スプーンカット
ダークで品格漂うウォールナット。
高級感の中にほんのり遊び心が加わって、和モダンな空間にもよく合います。
落ち着いた雰囲気がお好きな方に大変人気な組み合わせです。
⑤サペリ+チョウナ
深みのある赤褐色に高級感が漂うサペリに、四角い模様が整然と並ぶチョウナ加工をプラス。
マホガニーの代替としても愛されてきたサペリはアンティーク調の雰囲気も出しやすく、レトロモダンな空間にもよく合います。
⑥チーク+ハンドスクレイプ
艶やかな材質と個性的な木目が世界中で人気のチーク材。
指でなぞったようなハンドスクレイプ加工を施すと、流れるようなランダムな陰影が浮かび上がります。
触り心地もやさしくなめらかで、ずっと触れていたくなってしまいますよ。
⑦カバザクラ+ナイフカット
とびっきりシンプルに仕上げたいという方にはカバザクラがおすすめです。
控えめな木柄がやさしく艶やかで、さりげなく加えたナイフカットの幾何学模様がこだわりを感じさせてくれます。
いかがでしたでしょうか?
お好きな樹種にお好きな加工で、自分だけの特別な空間を作り出してみてくださいね!
▼表面加工についてはこちらをご覧ください。
https://www.mokuzai.com/Notice/surfacetreatment
【製品情報 表面加工フローリング】
https://www.mokuzai.com/Product/Flooring/ptkid30