古くから、食用として親しまれてきたクルミ。その硬い殻が家庭を守ってくれるとの思いから、「家庭円満」の象徴として、お正月のおせち料理にも登場します。欧米では、結婚式にクルミを撒いて祝うこともあるようです。広葉樹としては柔らかめの材質であり、衝撃を吸収してくれるため、とても快適な歩き心地をもたらします。
アジアの木の実は、素朴な味。
日本のオニグルミとほぼ同種の東アジア産のクルミ。同じクルミ科のブラックウォールナットと比べると、明るい色合いで、やや柔らかくあたたかみのある材質なので、仕上がりはまったく違う印象に。素朴なクルミの風合いを一層引き立てる、オイル仕上げです。
ナッツ色のコントラスト。
もともと寸法安定性の高いクルミに、さらに高温熱処理を施した床暖房対応フローリングです。ブラックウォールナットと比べて木目はややおとなしく、ところどころに入る辺材と節がアクセントに。120mmの幅広もあり、自然な風合いと濃い色合いが特徴です。
リスが喜ぶ、ごちそうの木。
実の核の表面がごつごつしていることから、鬼の面にたとえて名づけられたオニグルミ。心材と辺材の境界がはっきりしていて、辺材には不規則な縞模様が現れます。材質は比較的軽く、狂いや割れが少ないのが特徴。衝撃に強く、ショックを吸収してくれます。