サペリは、西、中央、東アフリカの熱帯雨林に広く生育するセンダン科の落葉広葉樹で、別名サペリマホガニー、ゴールドコーストシダーなどとも呼ばれます。サペリという名は古くからヨーロッパとの貿易が盛んだったナイジェリアの港町サペレに由来します。サペリは、樹高が40~60メートルにもなる大木で、枝のないまっすぐな樹幹は25~30メートルに達し、直径は胸高で1~1.5メートルにもなります。
高級車にふさわしい艶。
年月を経て赤褐色からダークブラウンへと変化するサペリ。その美しさは高級材として名高いマホガニーに似ています。密度が高く磨き上げると表面がなめらかになるため、高級車のハンドルやシフトノブにも使われています。
時とともに深みを増すストライプ。
リボン杢と呼ばれる美しい縞模様。 このストライプの木目を持つサペリは、アフリカの大地で育ちます。 最初は穏やかな赤褐色ですが、時間が経つと濃い茶色へと変化。 落ち着いた表情を漂わせ、高級感が増していきます。